2014年8月8日金曜日

【鏡音レン】飢えた猫は価値を求め盤上を彷徨う


飢えた猫は価値を求め盤上を彷徨う powered by ピアプロ

楽曲名:「飢えた猫は価値を求め盤上を彷徨う」
歌手:鏡音レン

「AIM」シリーズ第7作目、チェシャ猫の話です。
記念すべき1作目にて「笑う赤い猫/其の手に応えて」という歌詞がありましたが、7作目にしてやっと出てきました「笑う赤い猫」です。
よくここまで他者と絡まなかったな、と尊敬すら覚えるぼっち系男子が、ひたすらに己が悲哀を歌います。
……今「悲哀」って打とうとして「卑猥」って間違えたあぶねえ。


前回、前々回とアップテンポの曲が続いたので、次は遅めにしようと思ってました。
おかげで6分超えの大作になってしまいました。
これでも短くしたんです。
最初作ってみたら6分30秒くらいになっちゃって、これは長すぎると間奏を千切っては投げ千切っては投げ……今に至ります。
あと歌詞作ったのが相当前なので、今の話の筋と合わず、2番AメロBメロは完全に書き直しました。
歌詞の書き直しって難しいですね。


聴きどころは、綺麗に歪んだ三月兎のボイス!
Radiolineのライブラリが復活したので、初期と同じく歪みギター加工を使っています!
楽ちん!!
って、何故いきなり侵犯者の話を。
ドラムの打ち方には少し気を遣ってます。
今までは拍に合わせるか裏打ちか、くらいしかなかったのですが、少し凝ってみました。
あと、地味に今回ハモってません。
チェシャ猫、主旋律しか歌ってません。
何故かというと、ハモり作る前に作曲始めちゃって、あーもういっかーって感じで流れちゃいました。
まあチェシャ猫は冒頭言った通りぼっち系、というか孤独な人なので、それはそれらしいかな、と。
最後に推すのは、最後のサビ前のドラム&扉開ける音。
歩いては扉を開け、歩いては扉を開けの繰り返しの表現です。
こんな表現、過去にやったような気がしないでもないような?


本当大したこと書いてないな。
6分超の曲なので、流し聞きしてもらえるだけで十分ありがたいです。


歌詞は下にしまっちゃうよ~








「飢えた猫は価値を求め盤上を彷徨う」歌詞


「ようこそ、初めまして」
「恐れることはないよ」
「君の名前は何だい?」
「思い出せないならば……」

月もない暗い森
俺は手をさしのべる
その先で惑うのは
x-a番目の迷子

帰り道を探す旅路の中へ
誘う俺は「笑う赤い猫」さ

どうぞ俺を信じていいよ
俺は殺戮の国の案内人
君が迷うことのないよう
ずっと傍にいてあげるから

「俺に価値を頂戴、アリス」


かつて扉を開き
俺を呼ぶ人がいた
そんな気がするけれど
何も思い出せない

守るべき迷子を失い続け
振るうべき刃は錆びついたまま

「どうぞ俺を信じていいよ」
何度演じても終わらない
君が迷うことのないよう
俺が迷うことが罰なら

「どうか今終わらせて、アリス」


月もない暗い森
俺は手をさしのべた
その先で笑うのは
気狂いの侵犯者

帰り道を探す旅路の中へ
誘うこの俺も道が欲しくて


誰か、俺に理由を頂戴
狂う殺戮の国の中で尚
迷子という王の傍に
居ることが許される価値を


「俺の本当の名は……」

0 件のコメント:

コメントを投稿