タイトル：わざわい告げるツメ（わざわいつげるつめ）
制作：2023/10
詳しい解説は追記から↓
ポケットモンスターより、アブソルです。
「Pokémon Trading Card Game イラストレーションコンテスト 2024」に応募していましたが、一次審査落選したのでこちらに。
もう一枚はビッパの「かがやく自慢のまえば」です。
イラコンのポケモン資料を見ていたら、アブソルの神秘的なテキストに惹かれたので描こうと決めました。
月と赤い光を背に、鋭い爪を見せる姿はアブソルこそが災いの象徴のように見えるけれど、実は人に危険を知らせようとする神秘的なポケモン……というのを表現したつもりです。
災いを知らせるけれど人間に必要以上に肩入れしない、達観した雰囲気も大事にしました。
体と夜の闇は青、目とツノに降りる災いの光は赤、赤の補色として反射光は黄緑。
爪や宝石の堅そうな質感を出すために、光の色の置き方には気を付けてます。
中央から線対称の構図で神秘性を高めました。
「山奥から姿を現す」とのことで、背景の月光のグラデーション境界に家紋のような草を配置。
ただのグラデだと、ぱっきりしたアブソルの塗りと馴染まず、また日本の神仏っぽい雰囲気も出したかったので。
目の中心の光を勾玉型にしたのも同じ理由です。
ポケモン自体は幼少期から付き合っているので、落書きくらいは幾度となくしたことがあるのですが、私の絵柄で真面目にポケモンを描く、というのはほぼ初めての経験だったのではないかと思います。
物理カードになった際の見え方なども考えたりして、サイズ的には小さ目ですがかなり経験の多い制作になりました。
とにかく楽しかったです！
推しポケも描いてみたいなー昔ダイヤモンドのチャンピオンに勝ったときの手持ち描きたいって思ってたなー。
これを機にやってみるか……？
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