2025年6月16日月曜日

【鏡音リン】マシマロレター


(上記タイトルからピアプロの音楽ページへジャンプします)

楽曲名:マシマロレター
歌手:鏡音リン
BPM:124
制作:2025/05


忘れられない匿名の手紙の話。

蒼井希男、宮島時代から10年近く音楽づくりをしてきましたが、この度やっと!
作曲の勉強をしました!!!!!!(激遅)
その成果を出すべく、一曲仕上げてみました。

普通の恋愛ソングっぽいのを作りたかったので、歌詞は少女漫画みたいな言葉遣いを意識して、構成も起承転結の王道を進む感じ。
いつも通りの学校生活が、手紙一つで大きく変わって、君を見つけられないまま時が過ぎるけれど、あのときめきが忘れられないから、今でも君のことを探してるよ、という流れです。
言ってしまえばそれだけです。
起きたことは「玄関の靴箱に手紙が入っていた」だけで、君と出会う未来もない。
だから話が広がらなくて、二番を書くのがすごく大変でした(笑)
そうして精一杯書いた歌詞も、どうもメロディーにうまくあてはめられなくて、削ったり書き足したりを繰り返して現在に至ります。
個人的には、全メロディのパターンがほとんど一緒になってしまったのが悔しい。
それをズラすためにサビ頭に変化を付けているわけですが、この辺りは今後成長していきたいところです。

音の方は、勉強したことを素直に使ってぽちぽち打ち込みましたので、特筆することはそんなにないかも。
詞でも意識した「普通の恋愛ソング」というテーマを音でも出せるように、キツくないギターやピアノ音源を使うようにしてます。
構成は古き良き、の感じでイントロ繰り返しとかやっていたら曲が長くなりました。
今時3分切らないと聞いてもらえないよね。分かる。
でも私が作りたいのはこれだったから。

ボーカルは……皆様お気づきでしょうか。
この鏡音リン、実はact1です!
ずっとact2を使っていたのですが、act2を使うにはact1を入れなきゃいけなくて(うちのリンレンは元々act1で、act2は無償配布してもらったもの)、どうせact1入れているなら使えた方が楽しいのでは? と思って使えるようにしました。
で、act1の不安定さが、少女漫画イメージの本楽曲に合うのではないかな? と思って使ってみました。
やっぱり不安定ではありますが、可愛いねえリンちゃん。
サブボーカルはレンくんのact1です。
ボーカルの調整といえば、ここでも作曲の勉強が活きていてですね、いままで使っていたエコーのエフェクトが間違っていたことに気づきました(笑)
間違いってこともないのですが、もっと理想的なエコーをかけられるエフェクトを知って、そっちに変えてます。
今まで本当に何してたんだろうね私ったら恥ずかしい。

今回楽しくなっちゃいまして、リンちゃんだけでなく「VOICEVOX:小夜/SAYO」にも歌ってもらいました。
こちらもピアプロに公開しましたので、リンちゃんとはまた違う雰囲気を楽しんでいただければ幸いです。

ミキシングも数回やりましたが、結局最初の方と大して変わらない感じです。
多分ドラムの圧が好きだからついつい大きくしちゃって、そのせいでうまく圧縮できてないんだろうな、というのは感じています。
でも好きなものは好きだからね、しょうがないね(調整しろ)


聴いていただけたら幸いです。
歌詞を下に格納します。




「マシマロレター」歌詞


澄んだ高い空を
群れ飛ぶ青い鳥
昨日をなぞるような
歩幅で歩いていく

玄関の靴箱
開いて気づく謎
「いつも通り」の今日が
途端に崩れていく

白く 白く 染まる景色
指先 そっと 開いたら
はぜて 溢れる 言葉たち 
一つ一つが 眩しくて

忘れられなくなったんだ


宛名のない手紙
君は何者なの?
昨日には戻れない
気持ちが走り出す

あの空の雲みたい
今も柔らかいのに
言葉隠した胸
傷のように疼く

白く 白く 染まる景色
指先 今も 震えてる
遠く 霞む 心の声 
一つ二つと 空に溶け

君は忘れちゃったかな

でもね でもね 終わらないの
ときめき消えず 繰り返す
はぜて 溢れる 言葉たち
一つ一つが 眩しくて

深く胸に刺さったまま
忘れられなくなったから

君を探し続けてる

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