2026年3月24日火曜日

Rosa


タイトル:Rosa(ろーざ)
制作:2026/03

詳しい解説は追記から↓



そこそこ昔からいる創作キャラ・ローザを今の創作世界に取り込むにあたり、デザインや設定を考え直していたのですが、その時に「ローザって昔絵を描いたことあるから、今の絵柄でローザ描きたいなあ」と思ったのが発端だった気がします。
というのも、この絵は「束縛メドゥーサ」より前から着手していたもので、なんか調べたら1月10日にデータ作成しているというとんでもない難産絵になっておりまして、起点を忘れております(笑)
ちなみに昔描いたローザの絵は「THE GEMINI -Dioskuroi-」です。2011年の絵。古すぎ。方向性も違いすぎ。

ローザという名前から薔薇を描こう、というのは決めていました。
初期の髪型は昔の絵と同じくロングカールヘアだったので、ローザのなびく髪が薔薇の花束になるような絵を考えていたのですが、なんかしっくりこなくて没に。
続いて、ローザは近寄りがたい貴族のお嬢様という設定だったので、お人形みたいに飾り立てられた肖像画のような絵にしようと思ったのですが、設定からくる闇感がしっくりこなくて没に。
で、肖像画から額縁、フレームをイメージしていたので、飾る花、箱詰めされたプリザーブドフラワーなどを連想し、そこにローザを押し込めることで「愛でられるために生まれたあなただけの薔薇」という現在のローザになりました。

お姫様、貴族のイメージで衣装はドレスです。
その割に足元が無防備まっさらなのは、完全に私の趣味です。脚派なので。ラフではリボンを巻いてたのですが、腕に巻いて満足したみたいです。
ドレスの裾は、ローザ自身が薔薇の一輪に見えるように、円形に広げています。足は茎ということですね。
髪の毛は、肖像画段階で額縁に収めるとロングの巻き髪は見えなくなるな、ということでショートヘアにしてまして、それを引き継いでショートの巻き髪になりました。私の引き出しには無かった髪型なのでお気に入りです。
更に最初の「ロングヘアが薔薇の花束になる」というイメージも取り込んで、髪の毛と薔薇が融合しています。元々は薔薇飾りのヘッドドレスを付けていた気がするのですが……消えました。

ローザは箱詰めフラワーの一員という体なので、重要度としては同等の背景にもかなり力を入れています。
右上と左下の大きな薔薇で流れを作りつつ、他の種類の花も盛り込むことで飽きないよう工夫しています。葉っぱの緑はアクセントに。植物描くの苦手な割には頑張れたと自画自賛します。
布やリボン、パールのような球体で画面を賑やかにしつつ、「作られたもの」「人為的に飾られているもの」という印象を持たせ、可愛いながらもどこか皮肉な雰囲気が出ていると良いなと思います。
背景にはうっすら布テクスチャを入れ、クロスを敷いたテーブルみたいに。真正面から光が当てられているような落ち影を入れました。

全体的にくすませていて、光も弱めです。温かくスウィートに。
いつも線画にガンガン補色やらハイライトやら入れているのですが、今回はなじませるのみで大人しい印象になるようにしています。
ローザの髪と目の光が一番強くなるようにして、周囲の光は弱めにすることで、情報量の多い絵ですがちゃんとローザに目が行くようになっていると良いですね。どうでしょうか。
そういえば、情報量を増やすために影にアウトラインを入れています。

動かすことを一切考えていなかったので、苦肉の策で上から虹色の光のテクスチャを載せて動かしています。陽光に当たってきらきら光るイメージです。
静止画版にはそのテクスチャを載せていないので色味が若干違います。

静止画版は以下になります。


さっぱりした線画が好きだからこそ、こういうとにかくごちゃついた絵も描きたくなる時があります。
なんでもやりたいんです。自分を定義できなくなっても、自分がやりたいことを定義の為に諦めるのは嫌だなあと思っています。少なくとも今は。
あとはあれです。絵のテイストの差が激しすぎて自分でもびっくりします。温度差で風邪引く。

何はともあれ、ローザが可愛く描けて満足です。
「THE GEMINI」との絵柄の違い、年季の違いも楽しんでください。いやもう違いすぎて同一人物が描いたとは思えぬ。

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