タイトル:境界に祈り(きょうかいにいのり)
制作:2021/12
「何れ結ばれるように」
詳しい解説は追記から↓
2022年の年賀状絵です。
2021年頭に祖母が亡くなり、調べた末年賀状を出すタイミングには喪は明けていると判断して年賀状を出すことにしましたが、新年を祝う気持ちが一切出てこなかったのでこんな感じの絵です。
正直年賀状というつもりで描かなかったので、普通に絵です。
赤いリボンは命。
途切れた命も、ぼろぼろの命も、誰のものかなんて分からないけれど。
いつかどこかで、何かと繋がって、結ばれて、続くものがあれば良い。
生と死の境界/教会で、ただひとり、祈る。
ソウシです。
宣言通りトキワ、ヒマリ、ホノカと合わせてチーム全員描けました。
特殊な目を持つ男なので、目にホログラムのテクスチャ入れてます。見えない。
石造りの教会、壁に埋め込まれた信仰のマーク。
ソウシは誰もいない、忘れられた教会で一人祈ってる寂しい感じの司教としました。
誰に認識されずとも理解されずとも祈り続ける人。
信仰のマークは星と目をイメージしています。
ソウシが持つ能力から作りました。
衣装にも入れましたが、壁のマークの金属の質感が妙に良くて好きです。
ソウシは司教役ですが、実用性皆無のごってごてで重い儀式用みたいな衣装をイメージ。
「魔女たちの茶会」からコルセットとやたらあるひらひらを、「洗礼の光」からハイネックインナーやリボン、マークを引っ張ってみました。
構造としてはハイネックで袖長いインナー+スカート+ひらひら付コルセットと腰布+衿付ローブ+赤いリボン+フード付ケープ、だったかな。
ちょっと「探究」の富士兄みたいな恰好だなあと思います。引き出し増やせ。
やたら長い袖は、手を描く手間を省くための措置です。
あまり時間無かったのと、リボンとの前後関係を簡単にしたくて。
忘れられた教会の寂しげな空気が伝わると良いなあと思います。
祝うことなんか何も無く。
ただ、静かに続けばそれで良いのではないでしょうか。
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