2022年7月16日土曜日

甘遇

 


タイトル:甘遇(かんぐう)
制作年:2022/07
「心赴くまま、お求めになって」

詳しい解説は追記から↓


創作小説「ハッピー6!」と鉱石のシリーズイラスト最終章。
過去作は「探求」「薬王」

上から二鷹葵(にたか・あおい)、三茄子伊親(さんなすび・これちか)、四扇京(しおうぎ・みやこ)です。
名前の数字=兄弟順なのですが、メインはこの中で最年少の京ちゃんで、兄姉は見守ってる感じ。

鉱石をどう扱うかですごく煮詰まって、しばらく手が付けられませんでした。
「探求」では調べる対象、「薬王」は薬の素材として使ったので次はどうしよう? と考える中で、自分が琥珀糖が好きであることを思い出したので、スイーツにしたろ、と決まりました。
高級感のあるチョコレートのようなイメージです。
ちなみにタイトル「甘遇」も甘味から「甘」が入る熟語探して決まりました。
「相手の気に入るように待遇する」という意味らしいです。

三人の衣装はパティシエと板前を足して二で割った……という割にはパティシエ率高めですが、そういうイメージです。
襟元のスカーフは豪華にして、商品を売り出す販売員っぽい華やかさも足しました。
京ちゃんは髪の毛を短くしましたが設定通りのポニーテール。
ちょっとおませなお顔にしました。
箱入りの三粒鉱石のうち一個食べてますけどどうするんですかね?
ちなみに三粒の色は彼女より上の兄弟三人のイメージカラーです。
伊親は楕円形の箱に丸い鉱石がいっぱい入っているパーティーパック的な(全然高級感の無い説明)
膝にのせてかなり厳しい態勢ですが、彼はほんわかしているようで武闘派なので大丈夫です。
こういう丸いのがいっぱい入っているチョコで欲しいのがあるんですよ……夢を現実に。
葵ちゃんは京ちゃんとの差別化でおちゃめな顔つきに。
髪はロングですがパティシエなのでまとめたくて、みつあみリングを二つに。
クッションに載せるような大粒高級一点ものをお得意様に持ってくるタイプのやつ。

全体的なデザインも、菓子箱のようなイメージで柔らかくも華やかに。
上部の自作花柄レースで上品さを演出。
背景は「高級感」というと革張りのソファに付いたボタンから放射状にキュッとしわが入っているイメージで、こういう図形にしがち。
フレームは、高級な絵画のイメージを持たせつつ、H6!×鉱石シリーズ共通の魔術的イメージや、共通して入れていた目のモチーフの入れどころが無かったので、ここに集約。
キャラやリボンで奥行き感を出して立体的に。
最後に物足りなかったので、紙吹雪を散らしてみました。

保存する度ミスをやらかして精神的にきつかったですし、気になるところも多々あるのですが、可愛い! って思える絵になって良かったです。
今までのシリーズとは異なる明るい絵柄になりましたが、成長ということで何卒。

……これでシリーズは終わる予定だったのに、長い月日を経てもう一人兄弟(?)が増えてしまったので、どうしたもんかと悩んでいます。

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