2024年2月24日土曜日

【鏡音レン】宝の墓


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楽曲名:宝の墓(たからのはか)
歌手:鏡音レン


以前作った「寶の墓」という曲のリメイクです。
より物語を深堀りしてみました。
以前は罪を犯した「君」を裁かんと追いかける「私」の話でしたが、
今回は「悪魔」によって「君」を失った「私」が「悪魔」に復讐する話です。
深堀りも何も全部違うやん。
テンポは85です。

以前の曲のぼんやりと広がる幻想的な……なんだこれ……グロッケン……? あの……リード?
知りませんけどその普段使わない幻想的な音が好きだったので(「寶の墓」は2010年の曲だし制作環境も違うので許してください)、そこを掘り下げて民族的なイメージを強めました。
入りから使っている音とか(「宝の墓」も3か月前にはほぼ完成させた曲なので本当に何も覚えてませんごめんなさい)、打楽器の音とか打ち方とか。
船で漕ぎ出して向かう未踏の地のイメージが民族感につながったんだと思います。はい。
あとサビで急に拍子変わるのも印象的だったので、取り入れました。
それ以外はメロディ運びとかもできるだけコピーできないかと試行錯誤していたのですが、全く上手くいかなかったので諦めました!
当時のセンスには戻れない!

AメロからBメロで締め上げて行って、サビで緩めて、サビの後ろでまた緊張感を持たせていく構成です。
歌詞は、一番で「悪魔」から何とかつなぎとめた「君」を二番で失ってしまい、その後「悪魔」に報復したけれど、復讐に囚われ悪魔と化した「私」も力尽きた、それでも「君」の為に生きて死んだ「私」は満足です、という具合。
「私」の人生を落とし込んだだけなので、そんなに困らなかったかな。
私の創作キャラのエルっていう人なんですけど。まあそれは置いておいて。
構成的にサビの文字数が少ないので、文字入れには苦労しました。
霧の先に宝の島がある、とか、東やら西やら方角が出てくるとかは「寶」から引き継いだネタです。
最後に「悪魔」と「私」が入れ替わるのは狙ってます。
ふたつは同じものになった。


マスタリングがひどいことになって、本当にどうにもならなくって。
なんか30バージョンくらいは出力して聞きまくった記憶があります。
これも納得いく出来にはなっていないのですが、まあ聞ける程度にはなっているかな、というところでお出ししちゃいます。
今度練習する予定なので、その結果変更があれば上げ直すかもですが、それなら新曲作っちゃうだろうな……。

聴いていただけたら幸いです。
歌詞を下に格納します。


「宝の墓」歌詞

霧の先より
差し込む光
その方角には
宝の島

重なる歴史
結ぶは縁
この平穏は
いずれ

轟くは悪魔の咆哮
天涯を裂き砕く腕
其の心臓ひとつ奪えば
此の星霜は消え去るだろう

東に燃える
悪魔の猛り
西には暮れる
平和の光

輪廻を繋ぎ
慈悲にも縋り
永らえよ ただ
君の為だけに


重なる歴史
結ぶは縁
この平穏は
やがて

どれ程幸福連ねても
搔き消せぬあの悪魔の貌
其の心臓ひとつ奪えば
この焦燥は消え去るのか

東に眠る
亡骸に哀
西へと向かえ
秘めたる誓い

輪廻を絶ちて
慈悲にも背く
刺し違えても
悪魔を此の手で


轟くは悪魔の咆哮
天涯を裂き砕く腕
其の心臓ひとつ奪えば
此の星霜は消え去るだろう

東に燃えよ
悪魔(わたし)の叫び
西に瞬く
私(あくま)の終わり

悲嘆を埋めて
憎悪も超えて
霧の先より
差し込んだ光


その方角には
宝の墓
この平穏は
君の為だけに

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