2019年11月16日土曜日

epitaph02


タイトル:epitaph02(えぴたふぜろつー)
制作年:2017/12
「重なり描くのは死出の旅路」

詳しい解説は追記から↓




「epitaph」2作目。
ラフ絵を捨てる前に全部スキャンして、絵に仕立てるシリーズです。
一枚絵になり切れなかった者たちの墓場、
あるいは一枚絵へ至るための礎。

前回は刻み付けられた壁をなぞる閲覧者だったので、
今回は刻み付ける側、記録者にしました。
女の子は零(れい)と言います。
死者の国の主さんなので、死者を描き留めるにはちょうどいいかな、と。
手持ちのチョークで黒い床にひたすら描き続けてます。

絵描きなので汚れてもいいようにスモックを着せつつ、
弔いということで数珠を巻いてみたり。
小柄な子なので、
あまり肉感的にならないようボディラインにも気を遣いました。
でかいブーツにチョーク入れるポケットがついてるのは、
考えるの楽しかったです。

パースの練習も兼ねていたのですが、
こんなに単純なのにうまくいってないところが何とも。

私が絵を描き捨てる限りは続くシリーズだと思うので、
大切にしていきたいです。

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