2023年10月21日土曜日

Glittering honey



タイトル:Glittering honey(ぐりったりんぐ・はにー)
製作年:2022/11

詳しい解説は追記から↓



2022年に作った自分用の画集2冊目「凌」に入れた描きおろし絵です。
「溺」の「Relax」同様、しまい込むのも残念なので公開します。

右が一富士太郎(いちふじ・たろう)、左がサンタで二人は双子っていう意味の分からない夢の世界の男たちです。
一富士太郎については創作小説「ハッピー6!」に出ていた長兄なので、知っている人はだいぶ私との付き合いが長いですね。今後ともよろしくお願いいたします。
他の絵では「探求」が直近かな?
サンタは昔描いた「サンタの服は」から、単体絵のオリジナルキャラで終わらせるのが惜しくて無理矢理創作世界にねじ込んだ人です。
ちなみに富士兄が兄でサンタが弟。

某楽曲のサムネ絵が超格好良くて私に刺さったので、すぐ自分の絵に落とし込もうとした結果です。
一応「見せる」というのがテーマというか、双子モデルがアッパーとダウナーの温度差で魅せつける広告、というのをイメージしています。
表面上は富士兄が陽キャ、サンタが不愛想という設定なので、その逆の性質(=本質)を出してギャップ萌えを狙ったという。
そんなんただこの絵を見た人には分からないと思うのですが、何せこれ自分用の画集の描きおろしですので、自分がやりたいことやらせてもらってます。
ダウナー顔の富士兄はちょっとしかめた顔。控えめな舌出しですが口元に手を置いて視線誘導。右手は指を下に向けているので、ダウナーな印象が強まりますね。
アッパー顔のサンタはちょっと小馬鹿にしたような顔。煽ってます。首元の手も挑発的。左手は目の近くに置いて、目元のメイクを強調してますね。
小難しい手を描くのもテーマの一つだったので、自分の手を見ながら必死に描いてました。

この年はカラフルな絵が多かったので、原点に立ち返って黒ベースに白肌で有彩色を1色入れるシンプルな色構成の絵にしたいと思った気がします。
もともと服は色分けをする予定だったのですが、最終的に双子感を出すためにも黒髪黒目をそろえた上で服も真っ黒になってます。
(ちなみに服は二人とも一緒で、肩出しの袖ファー付ロンTにジャケット、首にベルト付チョーカー。二人とも外側のジャケット袖を抜いてます(作成時の資料もないので多分そんな感じだった、と思います))
差し色はオレンジになりました。多分この年あまり使っていない色だったのと、「蜜」のイメージがあったのではちみつのオレンジにしてますね。
広告がテーマだったので、ラメをかなり飛ばしてラグジュアリーな印象を演出。
背景はもちろん、メイクとして目元、まつ毛、リップ、ネイルもラメラメさせました。
舌先のラメは蜜のラメです。
背景のハニカムもはちみつイメージを強めるために入れてます。
でも単色ではべったりしすぎなので、黒部分には上から色変更した宇宙テクスチャをうっすら入れて、色情報増やした気がします。

これの前は青と金のロイヤルな絵にしようとしていたのですが、調整の末ガラの悪い絵になりました(笑)
でもシンプルなように見えて結構凝ったので、楽しかったです。

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